“御会式”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おえしき83.3%
おゑしき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏の盆提燈や廻り燈籠がすむと、すぐ御会式おえしきの造花にかかります。と、また、霜月になって、凧と羽子板の仕度にかかります。そつのない商売です。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
毎年十月十三日は、弘安五年(1282)に、武州池上の本門寺で入寂した日蓮上人忌日の御会式おえしきで、またこれを法花会式ほっけえしきとも御命講おめいこうとも日蓮忌ともいわれる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「池上の本門寺の門前に、コレラが発生した。丁度御会式おゑしきの前日なので混雑してゐる」
世に出る前後 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)