“にんげう”の漢字の書き方と例文
語句割合
人形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廓(くるわ)ことばを町(まち)にいふまで去(さ)りとは耻(はづ)かしからず思(おも)へるも哀(あはれ)なり、年(とし)はやう/\數(かぞ)への十四、人形(にんげう)抱(だ)いて頬(ほう)ずりする心(こゝろ)は御華族(ごくわぞく)のお姫樣(ひめさま)とて變(かは)りなけれど、修身(しうしん)の講義(こうぎ)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何時(いつ)までも何時(いつ)までも人形(にんげう)と紙雛好(あねさま)とを相手(あいて)にして飯事(まゝごと)ばかりして居(ゐ)たらば嘸(さぞ)かし嬉(うれ)しき事(こと)ならんを、ゑゝ厭(い)や/\、大人(おとな)に成(な)るは厭(い)やな事(こと)、何故(なぜ)此(この)やうに年(とし)をば取(と)る、最(も)う七月(なゝつき)十月(とつき)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
姉(あね)なる人(ひと)が全盛(ぜんせい)の餘波(なごり)、延(ひ)いては遣手新造(やりてしんぞ)が姉(あね)への世辭(せじ)にも、美(み)いちやん人形(にんげう)をお買(か)ひなされ、これはほんの手鞠代(てまりだい)と、呉(く)れるに恩(おん)を着(き)せねば貰(もら)ふ身(み)の有(あり)がたくも覺(おぼ)えず、まくはまくは
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
夫(そ)れも餘(あま)り輕卒(けいそつ)の事(こと)、人形(にんげう)や雛(ひな)では無(な)し、人(ひと)一人(ひとり)翫弄物(もてあそび)にする譯(わけ)には行(ゆ)くまじ、出來(でき)そこねたとて塵塚(ちりづか)の隅(すみ)へ捨(す)てられぬ、家(いゑ)の礎(いしづゑ)に貰(もら)ふのなれば、今(いま)一應(をう)聞定(きゝさだ)めもし、取調(とりしら)べても見(み)た上(うへ)の事(こと)
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)