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木像
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でく
ふりがな文庫
“
木像
(
でく
)” の例文
俺は
木像
(
でく
)
や、屍だと自分に教えてゐたのである。——その第一日が、そして、もはやこれだつた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
井上玄蕃樣は
木像
(
でく
)
も同樣、あとは馬子と青侍が二人だけ、錢形の親分の目さへ光らなきや、六千兩は此方のものと、
計略
(
けいりやく
)
は前々から、練りに練られました。最初に親分の
懷
(
ふところ
)
を拔く役目を
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こはされた人は
木像
(
でく
)
のやうに何も知らない。切株のあたりの土には、のたうちながら長次が掴んだ爪のあとが今もあるやうに思はれるほど、こはれた姿が生々しく当時を語つてくれてゐるのに。
木々の精、谷の精
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“木像”の意味
《名詞》
木材で作られた像。
(出典:Wiktionary)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
“木像”で始まる語句
木像蟹
木像女