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木像蟹
ふりがな文庫
“木像蟹”の読み方と例文
読み方
割合
もくぞうがに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくぞうがに
(逆引き)
その姿を、無作法に眼で撫で廻しながら、人足たちは
木像蟹
(
もくぞうがに
)
のような腕を
拱
(
く
)
んで近づいて来た。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
木像蟹
(
もくぞうがに
)
が庭の流れで小蟹と遊んでいるわえとホホ笑まれたぞ。なかなか、きさまも風流だな」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家中では
木像蟹
(
もくぞうがに
)
とアダ名があり、他家の御執事とは型ちがいで、いたって不行儀なほうである。それにこのごろ奥歯かどこか、歯を病んでいるらしく、片方のアゴが少しふくれている。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
木像蟹(もくぞうがに)の例文をもっと
(4作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
蟹
漢検準1級
部首:⾍
19画
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木像女
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