“ばとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:バトウ
語句割合
罵倒92.9%
馬騰4.5%
抜頭0.9%
碼頭0.9%
馬頭0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、庄左衛門が満座の中で諸士から罵倒ばとうされるのを聞いていた時、まあまあ自分でなくってよかったというような安心を覚えた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
「——西涼せいりょう太守たいしゅ馬騰ばとう様が、本国へお帰りになるとかで、おわかれの挨拶にと、お越しになりましたが」と、告げてきた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また胡飲酒こいんず抜頭ばとうなどの林邑楽をその中間に加えることもまれでない。しかしこれらの林邑楽は、どの記録から推しても、あまりに繊細な規矩きくに束縛されている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
乙「あなたの方では現在どこの碼頭ばとうを占めていますか」
その岩に愚僧共がいろいろの名をけて悪魔降参石とかあるいは馬頭ばとう妙王の夫婦の石像、雪峰チーセの石像、観世音菩薩かんぜおんぼさつの自然像、迦葉波仏陀カッサパぶっだの大塔というようなそれぞれ似寄りの名前を付けまして
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)