“碼頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はとば50.0%
マトウ16.7%
ばとう16.7%
まとう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、もと、上海の碼頭はとば苦力クリーだったという話である。中津が、青島から帰りに、周村でつれてきて、呉れてよこした男だ。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
「矢萩の子分が、四郎さんをぶんどりに碼頭マトウに来てやしないかと思ったが……」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
乙「あなたの方では現在どこの碼頭ばとうを占めていますか」
北京停車場の一号プラット・ホームに南京発列車が到着すると、奇襲弾薬が破裂して数十名の死傷ができると時刻を同じくして碼頭まとう苦力クリーが暴動に参加した。
地図に出てくる男女 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)