“碼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヤード94.1%
ヤール5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は今迄豚は泳げぬものと思っていたが、どうして、南洋の豚は立派に泳ぐ。大きな黒牝豚くろめすぶたが五百ヤードも泳いだのを、私は確かに見た。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
そうして、再び潜行し、今度は入江の鼻——距離約二千ヤードとおぼしいあたりから、とどめの二矢を火焔めがけて射ち出したのである。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
私から一ヤール足らずの所に彼が居り、オレンヂと紫色の玉蟲織たまむしおりの絹の上衣うはぎと、銀の羽毛飾はねかざりの雲が一區域だけ、私の下に擴がつたり波立つたりしてゐることだけわかつた。