“ヤード”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
84.2%
5.3%
帆桁5.3%
裏庭5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、再び潜行し、今度は入江の鼻——距離約二千ヤードとおぼしいあたりから、とどめの二矢を火焔めがけて射ち出したのである。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
前檣楼の下のヤードに、するすると信号旗があがった。下では当直の大きな叫声さけびごえ
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ヤードには、するすると信号旗があがった。
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
全帆、はり裂けんばかりに帆桁ヤードを鳴らし、躍りあがる潮煙は迷濛な海霧ガスばかり。そうして、二、三海里近付いたとき双眼鏡をはずした水夫長が
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
余り市中から遠くない半郊外で、相当に展望もあり、本でも読める樹蔭があると同時に、小さい野菜畑や、鶏でも飼う裏庭ヤードがあったら、田園生活のすきな自分は如何程よろこぶでしょう。
書斎を中心にした家 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)