碼頭はとば)” の例文
彼は、もと、上海の碼頭はとば苦力クリーだったという話である。中津が、青島から帰りに、周村でつれてきて、呉れてよこした男だ。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
そこで、許宣は碼頭はとばの家を畳んで再び李克用の家へうつったが、十日と経たないうちに朝廷から恩赦の命がくだって、十悪大罪を除く他の者は皆赦された。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そこで許宣は碼頭はとばの家を畳んで、再び李克用の家へ移ったが、十日と経たないうちに朝廷から恩赦の命がくだって、十悪大罪を除く他の者はみなゆるされた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
出て、碼頭はとばのあたりで、小さな薬舗を開こうじゃありませんか
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
出て、碼頭はとばのあたりで小さな薬舗を開こうじゃありませんか
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)