“馬騰”の読み方と例文
読み方割合
ばとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第三には、昭信将軍しょうしんしょうぐん呉子蘭ごしらん。第四、工部郎中こうぶろうちゅう王子服おうじふく。第五、議郎ぎろう呉碩ごせきなどとあって、その第六人目には、西涼之太守せいりょうのたいしゅ馬騰ばとう
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——西涼せいりょう太守たいしゅ馬騰ばとう様が、本国へお帰りになるとかで、おわかれの挨拶にと、お越しになりましたが」と、告げてきた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから程なく、西涼の太守馬騰ばとうと、并州へいしゅう刺史しし韓遂かんすいのふたりは、十余万の大軍をあわせて、「朝廟ちょうびょうの賊を掃討せん」と号して長安へ押しよせて来た。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)