“講筵”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうえん72.7%
かうえん27.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
専六もまた藤田ひそむ柏原櫟蔵かしわばられきぞうらと共に山澄の門にって、洋算簿記を学ぶこととなり、いつとなく元秀の講筵こうえんには臨まなくなった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
小野村の倉沢義髄よしゆきを初めて平田鉄胤の講筵こうえんに導いて、北伊那に国学の種をまく機縁をつくったほどの古株だ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
信州北伊那郡小野村の倉沢義髄くらさわよしゆきを平田鉄胤かねたね講筵こうえんに導いたのも、この正香である。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
心理学の講筵こうえんでもないのにむずかしい事を申上げるのもいかがと存じますが、必要の個所だけをごく簡易に述べて再び本題に戻るつもりでありますから、しばらく御辛抱ごしんぼうを願います。
現代日本の開化 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ブラックストーン(Blackstone)が英国空前の大法律家と称せられてその名声嘖々さくさくたりし当時の事であるが、その講筵こうえんをオックスフォールド大学に開いた時、聴講の学生は千をもって数え
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
大學のかたにては、穉き心に思ひ計りしが如く、政治家になるべき特科のあるべうもあらず、此か彼かと心迷ひながらも、二三の法家の講筵かうえんに列ることにおもひ定めて、謝金を收め、往きて聽きつ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
講筵かうえんも亦獨り伊澤氏に於て開かれたのみではなく、他家でも催されたさうである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
大学のかたにては、穉き心に思ひ計りしが如く、政治家になるべき特科のあるべうもあらず、此か彼かと心迷ひながらも、二三の法家の講筵かうえんつらなることにおもひ定めて、謝金を収め、往きて聴きつ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)