“講筵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうえん76.9%
かうえん23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣人愛の教説者として有名な無腸公子(むちょうこうし)の講筵(こうえん)に列したときは、説教半ばにしてこの聖僧が突然饑(う)えに駆られて
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
小野村の倉沢義髄(よしゆき)を初めて平田鉄胤の講筵(こうえん)に導いて、北伊那に国学の種をまく機縁をつくったほどの古株だ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此講筵(かうえん)も亦獨り伊澤氏に於て開かれたのみではなく、他家でも催されたさうである。刀自は壽阿彌が同じ講釋をしに永井えいはく方へ往くと云ふことを聞いた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
大學のかたにては、穉き心に思ひ計りしが如く、政治家になるべき特科のあるべうもあらず、此か彼かと心迷ひながらも、二三の法家の講筵(かうえん)に列ることにおもひ定めて、謝金を收め、往きて聽きつ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)