“かうぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
交誼28.6%
講義14.3%
厚誼14.3%
好義14.3%
孝義14.3%
抗議14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親に対する孝道なり。家に対する責任なり。朋友に対する礼儀なり。親属にたいする交誼(かうぎ)なり。総括すれば社会に対する義務なり。然も我に於て寸毫(すんがう)の益する処あらず。
愛と婚姻 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
宜道(ぎだう)は懷(ふところ)に黒(くろ)い表紙(へうし)の本(ほん)を入(い)れてゐた。宗助(そうすけ)は無論(むろん)手(て)ぶらであつた。提唱(ていしやう)と云(い)ふのが、學校(がくかう)でいふ講義(かうぎ)の意味(いみ)である事(こと)さへ、此所(こゝ)へ來(き)て始(はじ)めて知(し)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
高等學校(かうとうがくかう)は違(ちが)つてゐたけれども、講義(かうぎ)のときよく隣合(となりあは)せに並(なら)んで、時々(とき/″\)聞(き)き損(そく)なつた所(ところ)抔(など)を後(あと)から質問(しつもん)するので、口(くち)を利(き)き出(だ)したのが元(もと)になつて、つい懇意(こんい)になつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
逍遙子が鴎外若しシエクスピイヤの千魂萬魂を一つに統(す)べたるものを見出さば、おのれこれを歐羅巴に吹聽して呉れんずといはるゝは、あはれめでたき厚誼(かうぎ)なるものから
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
人の憂(うれ)ひを憂ひ人の樂(たのし)みを樂むは豪傑(がうけつ)好義(かうぎ)の情なり然ば與惣次は如何にもして此無實(むじつ)の罪を解(と)き命を助せんと種々(しゆ/″\)心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て其方共儀遠州水呑村名主九助と申者の身分に因て今日御駕籠訴(かごそ)に及びし段御取上(とりあげ)に相なりしは今度上樣御代替(だいかはり)に付御仁政(じんせい)の始め諸國へ御巡見使(じゆんけんし)を相立てらるゝは御領(りやう)私領(しりやう)とも忠信孝義(かうぎ)の者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以前(いぜん)猫(ねこ)を飼(か)つて、不潔(ふけつ)なものを吐(は)かれて困(こま)つたばかりか、臺所(だいどころ)を荒(あ)らしたといふので近所(きんじよ)から抗議(かうぎ)を申(まう)し込(こ)まれて、ために面倒(めんどう)な外交關係(がいかうかんけい)を起(おこ)したことがあつてから
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)