トップ
>
交誼
>
かうぎ
ふりがな文庫
“
交誼
(
かうぎ
)” の例文
彼等
(
かれら
)
のやうな
低
(
ひく
)
い
階級
(
かいきふ
)
の
間
(
あひだ
)
でも
相互
(
さうご
)
の
交誼
(
かうぎ
)
を
少
(
すこ
)
しでも
破
(
やぶ
)
らないやうにするのには、
其處
(
そこ
)
には
必
(
かなら
)
ず
其
(
それ
)
に
對
(
たい
)
して
金錢
(
きんせん
)
の
若干
(
じやくかん
)
が
犧牲
(
ぎせい
)
に
供
(
きよう
)
されねばならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
親に対する孝道なり。家に対する責任なり。朋友に対する礼儀なり。親属にたいする
交誼
(
かうぎ
)
なり。総括すれば社会に対する義務なり。然も我に於て
寸毫
(
すんがう
)
の益する処あらず。
愛と婚姻
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
そ
)
の
藁
(
わら
)
や
粟幹
(
あはがら
)
は
近所
(
きんじよ
)
の
手
(
て
)
から
與
(
あた
)
へられた。
彼
(
かれ
)
は
住居
(
すまゐ
)
を
失
(
うしな
)
つた
第
(
だい
)
二
日目
(
かめ
)
に
始
(
はじ
)
めて
近隣
(
きんりん
)
の
交誼
(
かうぎ
)
を
知
(
し
)
つた。
南
(
みなみ
)
の
女房
(
にようばう
)
は
古
(
ふる
)
い
藥鑵
(
やくわん
)
と
茶碗
(
ちやわん
)
とを
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
てくれた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“交誼”の意味
《名詞》
交誼(こうぎ)
つきあい、交際のよしみ。
(出典:Wiktionary)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
誼
漢検準1級
部首:⾔
15画
“交誼”で始まる語句
交誼上