交誼かうぎ)” の例文
彼等かれらのやうなひく階級かいきふあひだでも相互さうご交誼かうぎすこしでもやぶらないやうにするのには、其處そこにはかならそれたいして金錢きんせん若干じやくかん犧牲ぎせいきようされねばならぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
親に対する孝道なり。家に対する責任なり。朋友に対する礼儀なり。親属にたいする交誼かうぎなり。総括すれば社会に対する義務なり。然も我に於て寸毫すんがうの益する処あらず。
愛と婚姻 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
わら粟幹あはがら近所きんじよからあたへられた。かれ住居すまゐうしなつただい日目かめはじめて近隣きんりん交誼かうぎつた。みなみ女房にようばうふる藥鑵やくわん茶碗ちやわんとをつててくれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)