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講義
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かうぎ
ふりがな文庫
“
講義
(
かうぎ
)” の例文
宜道
(
ぎだう
)
は
懷
(
ふところ
)
に
黒
(
くろ
)
い
表紙
(
へうし
)
の
本
(
ほん
)
を
入
(
い
)
れてゐた。
宗助
(
そうすけ
)
は
無論
(
むろん
)
手
(
て
)
ぶらであつた。
提唱
(
ていしやう
)
と
云
(
い
)
ふのが、
學校
(
がくかう
)
でいふ
講義
(
かうぎ
)
の
意味
(
いみ
)
である
事
(
こと
)
さへ、
此所
(
こゝ
)
へ
來
(
き
)
て
始
(
はじ
)
めて
知
(
し
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
高等學校
(
かうとうがくかう
)
は
違
(
ちが
)
つてゐたけれども、
講義
(
かうぎ
)
のときよく
隣合
(
となりあは
)
せに
並
(
なら
)
んで、
時々
(
とき/″\
)
聞
(
き
)
き
損
(
そく
)
なつた
所
(
ところ
)
抔
(
など
)
を
後
(
あと
)
から
質問
(
しつもん
)
するので、
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
き
出
(
だ
)
したのが
元
(
もと
)
になつて、つい
懇意
(
こんい
)
になつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
安井
(
やすゐ
)
は
郷里
(
きやうり
)
の
事
(
こと
)
、
東京
(
とうきやう
)
の
事
(
こと
)
、
學校
(
がくかう
)
の
講義
(
かうぎ
)
の
事
(
こと
)
、
何
(
なに
)
くれとなく
話
(
はな
)
した。けれども、
御米
(
およね
)
の
事
(
こと
)
に
就
(
つい
)
ては
一言
(
いちごん
)
も
口
(
くち
)
にしなかつた。
宗助
(
そうすけ
)
も
聞
(
き
)
く
勇氣
(
ゆうき
)
に
乏
(
とぼ
)
しかつた。
其日
(
そのひ
)
はそれなり
別
(
わか
)
れた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“講義”の解説
講義(こうぎ、lecture)は、大学などの高等教育機関における授業の一方法である。座学とも呼ばれる。大学設置基準(文部科学省令)では、授業の方法として、講義、演習、実験、実習、実技が定義されている。
(出典:Wikipedia)
講
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“講”で始まる語句
講中
講
講釈
講筵
講釋
講堂
講武所
講談
講演
講莚