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『青年実業家』
ふりがな文庫
『
青年実業家
(
せいねんじつぎょうか
)
』
「全でお咄にならんサ。外債募集だの鉄道国有だのと一つの問題を五年も六年も担ぎ廻る先生の揃つてる経済界だもの。近ごろ君、経済書の売行が好いさうだが、何の事は無い、盗賊を見て縄を綯ふやうなもんだ。戦争以来実業が勃興したといふのが間違つてる。何が …
著者
内田魯庵
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
けち
)
間
(
なか
)
連中
(
てあひ
)
少
(
ちつ
)
口吻
(
くちまね
)
講義
(
レクチユア
)
元来
(
いつたい
)
此方
(
こち
)
宛
(
づゝ
)
所為
(
まね
)
本
(
も
)
矢張
(
やつぱり
)
陥
(
はま
)
極
(
ごく
)
事
(
こ
)
故
(
わざ
)
盗賊
(
ぬすびと
)
継子
(
まゝつこ
)
如何
(
どう
)
宜
(
い
)
奈何
(
どう
)
他
(
ひと
)
些
(
ちつ
)
帳付
(
ちやうつけ
)
這般
(
こん
)
扮装
(
なり
)
行
(
や
)
空腹
(
すきはら
)
握
(
つか
)
全
(
まる
)
真摯
(
まじめ
)
吐
(
は
)
買倒
(
かひたふ
)
昔
(
むか
)
斯様
(
こん
)
嘔吐
(
へど
)
噛
(
かじ
)
廉
(
やす
)
幣
(
へい
)
対手
(
あひて
)
他人
(
ひと
)
裏店
(
うらだな
)
綯
(
な
)
気障
(
きざ
)
裡
(
うち
)
貴下
(
あなた
)
貴処
(
あなた
)
費
(
つか
)
迚
(
とて
)
事業
(
しごと
)
一廉
(
ひとかど
)
算盤
(
そろばん
)
端多
(
はした
)
空株
(
からかぶ
)
傭使
(
つか
)
片端
(
かたはし
)
其
(
その
)
此
(
この
)
咄
(
はなし
)
最
(
も
)
書卓
(
デスク
)
斯
(
か
)
彼
(
か
)
工風
(
くふう
)
壟断
(
ろうだん
)
好
(
い
)