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こうぎ
ふりがな文庫
“
講義
(
こうぎ
)” の例文
一時間目の
修身
(
しゅうしん
)
の
講義
(
こうぎ
)
が
済
(
す
)
んでもまだ時間が
余
(
あま
)
っていたら校長が何でも
質問
(
しつもん
)
していいと云った。けれども
誰
(
だれ
)
も
黙
(
だま
)
っていて下を
向
(
む
)
いているばかりだった。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
自分
(
じぶん
)
の
部屋
(
へや
)
へもどった
諭吉
(
ゆきち
)
は、たいへんまんぞくそうでした。
生徒
(
せいと
)
たちが
外
(
そと
)
の
大
(
おお
)
さわぎの
中
(
なか
)
で、ねっしんに
講義
(
こうぎ
)
をきいてくれたことが、うれしかったのです。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
廓
(
くるわ
)
ことばを
町
(
まち
)
にいふまで
去
(
さ
)
りとは
耻
(
はづ
)
かしからず
思
(
おも
)
へるも
哀
(
あはれ
)
なり、
年
(
とし
)
はやう/\
數
(
かぞ
)
への十四、
人形
(
にんげう
)
抱
(
だ
)
いて
頬
(
ほう
)
ずりする
心
(
こゝろ
)
は
御華族
(
ごくわぞく
)
のお
姫樣
(
ひめさま
)
とて
變
(
かは
)
りなけれど、
修身
(
しうしん
)
の
講義
(
こうぎ
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ちょうど、よしむらさんたちの
講義
(
こうぎ
)
をもっておられた、やまもと先生も、こういわれた。
ラクダイ横町
(新字新仮名)
/
岡本良雄
(著)
まず先に、かれはわたしたちの
質問
(
しつもん
)
にこの
床屋
(
とこや
)
さんの音楽家が答えることができるか
試
(
ため
)
そうとした。いよいよできるようだったら、かれは
散髪
(
さんぱつ
)
の代で、音楽の
講義
(
こうぎ
)
を聞くつもりであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
やがて、
講義
(
こうぎ
)
が
終
(
お
)
わると、
先生
(
せんせい
)
は、
眼鏡
(
めがね
)
ごしに、
小田
(
おだ
)
を
見
(
み
)
ていられたが
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
呉子
(
ごし
)
の
兵法図国編
(
へいほうとこくへん
)
の
講義
(
こうぎ
)
をうけているところであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このノートは、
武揚
(
たけあき
)
が、オランダへ
学問
(
がくもん
)
をしにいったとき、
勉強
(
べんきょう
)
した
航海術
(
こうかいじゅつ
)
の
講義
(
こうぎ
)
をうつしたものでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
むずかしい
議論
(
ぎろん
)
がはじまったり、ときには、
大学
(
だいがく
)
の
教室
(
きょうしつ
)
をそのまま、先生が学生をつれてこられて、そこで
講義
(
こうぎ
)
がつづけられることがあって、ほんとうに、きもちのいい
働
(
はたら
)
きばしょだった。
ラクダイ横町
(新字新仮名)
/
岡本良雄
(著)
生徒
(
せいと
)
たちも、それにつりこまれて、いつのまにか、
外
(
そと
)
のさわぎも、
大砲
(
たいほう
)
の
音
(
おと
)
も
気
(
き
)
にならず、
講義
(
こうぎ
)
に
耳
(
みみ
)
をかたむけていました。そうして、やがて、
時間
(
じかん
)
となりました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
“講義”の解説
講義(こうぎ、lecture)は、大学などの高等教育機関における授業の一方法である。座学とも呼ばれる。大学設置基準(文部科学省令)では、授業の方法として、講義、演習、実験、実習、実技が定義されている。
(出典:Wikipedia)
講
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“講”で始まる語句
講中
講
講釈
講筵
講釋
講堂
講武所
講談
講演
講莚