“急病人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうびょうにん75.0%
きふびやうにん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現世（げんせ）でいうなら丁度（ちょうど）急病人（きゅうびょうにん）に呼（よ）び起（おこ）されるお医者様（いしゃさま）と言（い）ったところでございましょうか……。
小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)
「おじいさん、せっかくだが、私（わたし）は、これから急病人（きゅうびょうにん）の迎（むか）えを受（う）けているので、出（で）かけなければならないのだ。だからすぐみてあげることができない。どうか、よそへいってもらいたい。」
三月の空の下 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)
（騷々（さう／″＼）しい！……急病人（きふびやうにん）があるんだ、去（い）つて下（くだ）さい。）
浅茅生 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)
（可（い）い所（ところ）とは何（なん）だ無禮（ぶれい）な、急病人（きふびやうにん）があると云（い）ふのに、）
浅茅生 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)