“各病室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくびやうしつ50.0%
かくびょうしつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病院びやうゐんには一しうに二づつかよつて、外來患者ぐわいらいくわんじや診察しんさつしたり、各病室かくびやうしつまはつたりしてゐたが、防腐法ばうふはふこゝではまつたおこなはれぬこと、呼血器きふけつきのことなどにいて、かれすこぶ異議いぎつてゐたが
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
聖像せいざう代診だいしんみづかつて此所こゝけたもので、毎日曜日まいにちえうびかれ命令めいれいで、だれ患者くわんじや一人ひとりが、つて、こゑげて、祈祷文きたうぶんむ、れからかれ自身じしんで、各病室かくびやうしつを、香爐かうろげてりながらまはる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
病院びょういんには一しゅうに二ずつかよって、外来患者がいらいかんじゃ診察しんさつしたり、各病室かくびょうしつまわったりしていたが、防腐法ぼうふほうのここではまったおこなわれぬこと、呼血器きゅうけつきのことなどにいて、かれすこぶ異議いぎをもっていたが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
この聖像せいぞう代診だいしんみずかってここにけたもので、毎日曜日まいにちようびかれ命令めいれいで、だれ患者かんじゃ一人ひとりが、って、こえげて、祈祷文きとうぶんむ、それからかれ自身じしんで、各病室かくびょうしつを、香炉こうろげてりながらまわる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)