“富木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どき50.0%
とき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富木どきどのの御物おんものがたり候は、このはわ(母)のなげきのなかに、りんずう(臨終りんじう)のよくをはせしと、あまがよくあたり、かんびやうせしことのうれしさ
の走ることは弓の力、雲のゆくことは龍のちから、男のしわざは女の力なり。いま富木どきどの、これへおわたりある事、尼御前あまごぜんの御力なり、けぶりをみれば火をみる、あめをみればりうをみる。
日蓮は一時難を避けて、下総中山の帰衣者富木とき氏の邸にあって、法華経を説いていた。