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尼御前
ふりがな文庫
“尼御前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまごぜ
80.0%
あまごぜん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまごぜ
(逆引き)
窪
(
くぼ
)
の尼は、
窪
(
くぼ
)
の
持妙尼
(
ぢめうに
)
とよばれて、松野殿後家
尼御前
(
あまごぜ
)
の娘だが、武州池上
宗仲
(
むねなか
)
の
室
(
しつ
)
、
日女御前
(
にちぢよごぜ
)
と同じ人であらうともいふ。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
すると、廊の外から、ことばの途切れを
機
(
しお
)
に入ってきた静かな人がある。まだ
三十路
(
みそじ
)
がらみのきれいな
尼御前
(
あまごぜ
)
であった。清子の横へ、手をつかえると。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尼御前(あまごぜ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あまごぜん
(逆引き)
矢
(
や
)
の走ることは弓の力、雲のゆくことは龍のちから、男のしわざは女の力なり。いま
富木
(
どき
)
どの、これへおわたりある事、
尼御前
(
あまごぜん
)
の御力なり、けぶりをみれば火をみる、あめをみれば
龍
(
りう
)
をみる。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と
諭
(
さと
)
されてゐる。これは
富木常忍入道
(
どきじやうにんにふだう
)
が母の
骨
(
こつ
)
をもつて、身延にゆき、日蓮上人に母死去のせつ妻の
尼御前
(
あまごぜん
)
がよく世話したことや、妻が病氣がちだつた事をはなしたので書かれたものと見える。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
尼御前(あまごぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
尼
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
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吉川英治