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はなはだ
ふりがな文庫
“はなはだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ハナハダ
語句
割合
甚
92.8%
太甚
2.9%
酷
1.4%
太
1.4%
劇
0.5%
病
0.5%
夥
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚
(逆引き)
女の見た男は非常に疲れていたし又
甚
(
はなはだ
)
しい苛苛した表情で、何か
荐
(
しき
)
りに考え詰めているような鬱陶しい歩みをつづけていたのである。
香爐を盗む
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
はなはだ(甚)の例文をもっと
(50作品+)
見る
太甚
(逆引き)
しかも其の
因縁
(
いんえん
)
の
糾纏錯雑
(
きゅうてんさくざつ
)
して、果報の惨苦悲酸なる、而して其の影響の、
或
(
あるい
)
は
刻毒
(
こくどく
)
なる、或は
杳渺
(
ようびょう
)
たる、奇も
亦
(
また
)
太甚
(
はなはだ
)
しというべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
はなはだ(太甚)の例文をもっと
(6作品)
見る
酷
(逆引き)
その天資、
慷慨
(
こうがい
)
にして愛国の至情に富む、何ぞその相
肖
(
に
)
たるの
酷
(
はなはだ
)
しき。
而
(
しこう
)
してその文章を
擲
(
なげう
)
ち去りて、
殉国
(
じゅんこく
)
靖難
(
せいなん
)
の業につきたるが如き、二者ともにその
轍
(
てつ
)
を同じうせり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
はなはだ(酷)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
太
(逆引き)
うち見た処如何にも質素で柱なども
太
(
はなはだ
)
しく奢った点は更に見えない、これが天下の大将軍の城内の御殿かと疑われるほどだ、史料建築としてはもう一吟味して見なければならないが
武州喜多院
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はなはだ(太)の例文をもっと
(3作品)
見る
劇
(逆引き)
一〇
伴
(
ともな
)
ひに
後
(
おく
)
れしよしにて
一宿
(
ひとよ
)
を求めらるるに、
一一
士家
(
しか
)
の
風
(
ふう
)
ありて
卑
(
いや
)
しからぬと見しままに、
逗
(
とど
)
めまゐらせしに、其の夜
一二
邪熱
(
じやねつ
)
劇
(
はなはだ
)
しく、
起臥
(
おきふし
)
も
自
(
みづか
)
らはまかせられぬを
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
不孝の罪これより
劇
(
はなはだ
)
しきはあらじ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
はなはだ(劇)の例文をもっと
(1作品)
見る
病
(逆引き)
「子
疾
(
やまい
)
病
(
はなはだ
)
し」の章と並べているのも変であるし、顔淵の語にも痛切に響くものがない。用心して読むべき個所と思われる。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
子、
疾
(
やまい
)
病
(
はなはだ
)
し。子路(葬るに大夫の礼を備えんと欲し)門人を臣たらしむ。病
間
(
ひま
)
あるとき、曰く、久しいかな、由の
詐
(
いつわ
)
りを行なえる。臣なきに臣有る
為
(
まね
)
して
吾
(
われ
)
誰をか欺かん。天を欺かんか。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
はなはだ(病)の例文をもっと
(1作品)
見る
夥
(逆引き)
原文の方はどうか分らぬが、写しの方は誤字誤文が
夥
(
はなはだ
)
しく、
振
(
ふ
)
り
仮名
(
がな
)
等にも
覚束
(
おぼつか
)
ない所が多々あって、
到底
(
とうてい
)
正式の教養ある者の筆に成ったとは信ぜられない。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
はなはだ(夥)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
はなは
ひど
えら
いた
きつ
いか
おほ
いと
おお
はげ