“殉国”の読み方と例文
読み方割合
じゅんこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつ一は「殉国じゅんこく英霊えいれいいえ」と、ふだのしてあるいえまえとおるたびに、あつなみだをためて、丁寧ていねいあたまげました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
その天資、慷慨こうがいにして愛国の至情に富む、何ぞその相たるのはなはだしき。しこうしてその文章をなげうち去りて、殉国じゅんこく靖難せいなんの業につきたるが如き、二者ともにそのてつを同じうせり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
則ちこの二者の合体よりして、殉国じゅんこく殉難じゅんなんの人物たる吉田松陰はきたれり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)