“殉死者”の読み方と例文
読み方割合
じゆんししや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(三)第(だい)二の横穴(よこあな)に數人(すうにん)を合葬(がつそう)したるは主人(しゆじん)及(およ)び殉死者(じゆんししや)を入(い)れたりと解釋(かいしやく)せず。身分(みぶん)に格別(かくべつ)の隔絶(かくぜつ)なき武人(ぶじん)の、同日(どうじつ)の戰死者(せんししや)を合葬(がつそう)したる者(もの)と考證(かうしよう)す。
山頂(さんてう)のが主墳(しゆふん)で、山麓(さんろく)のが殉死者(じゆんししや)を葬(はうむ)つたのでは有(あ)るまいかといふ、斯(か)うした疑問(ぎもん)をも生(しやう)ぜられるのである。
それは瓢簟山(ひやうたんやま)の地形(ちけい)である。此地形(このちけい)が主墳(しゆふん)の周圍(しうゐ)に陪塚(ばいづか)を造(つく)るをゆるさぬ。即(すなは)ち主人(しゆじん)を葬(ほうむ)つた塚(つか)の近(ちか)くに、殉死者(じゆんししや)の塚(つか)を造(つく)るだけの餘地(よち)が無(な)いので、已(や)むを得(え)ず山麓(さんろく)に横穴(よこあな)を造(つく)つたといふの説(せつ)である。