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隔絶
ふりがな文庫
“隔絶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけはな
57.1%
かくぜつ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけはな
(逆引き)
円味をもった
袖
(
そで
)
や、
束髪
(
そくはつ
)
なぞの
流行
(
はや
)
って来た時世にあって考えると不思議なほど
隔絶
(
かけはな
)
れている
寛濶
(
かんかつ
)
で
悠暢
(
ゆうちょう
)
な昔の男女の姿や
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
新橋を
発
(
た
)
つから汽車中言ひ暮して来たそれらの可愛いものからも、夫からも、彼女は
隔絶
(
かけはな
)
れたところへ来た。
灯火
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
隔絶(かけはな)の例文をもっと
(4作品)
見る
かくぜつ
(逆引き)
(三)
第
(
だい
)
二の
横穴
(
よこあな
)
に
數人
(
すうにん
)
を
合葬
(
がつそう
)
したるは
主人
(
しゆじん
)
及
(
およ
)
び
殉死者
(
じゆんししや
)
を
入
(
い
)
れたりと
解釋
(
かいしやく
)
せず。
身分
(
みぶん
)
に
格別
(
かくべつ
)
の
隔絶
(
かくぜつ
)
なき
武人
(
ぶじん
)
の、
同日
(
どうじつ
)
の
戰死者
(
せんししや
)
を
合葬
(
がつそう
)
したる
者
(
もの
)
と
考證
(
かうしよう
)
す。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
忽
(
たちま
)
ちそこは純然たる下町気分の狭斜のちまたであり、柳暗花明の歓楽境に変じているのであるが、その山の手式の気分と下町式の色調とが、何等の矛盾も
隔絶
(
かくぜつ
)
もなしに
早稲田神楽坂
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
隔絶(かくぜつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“隔絶”の意味
《名詞》
隔 絶(かくぜつ)
遠く隔たり、関係が絶たれること。
(出典:Wiktionary)
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“隔”で始まる語句
隔
隔意
隔世
隔離
隔靴掻痒
隔日
隔心
隔子
隔室
隔膜
“隔絶”のふりがなが多い著者
加能作次郎
島崎藤村
江見水蔭
吉川英治