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隔世
ふりがな文庫
“隔世”の読み方と例文
読み方
割合
かくせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくせい
(逆引き)
もっとも、自分は大学生として、最もつましい生活をして居たには違ない。が、食と住とが僅か十円以下で足りたかと思うと、
隔世
(
かくせい
)
の感がある。
天の配剤
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
何しろ大川を隔てて見ても、この前、武蔵が見た江戸とは、家々の屋根が
殖
(
ふ
)
えていることや、緑が目立って減っていることだけでも、
隔世
(
かくせい
)
の感があった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
入学難の声の高い今日から見ると、私の中学時代は
隔世
(
かくせい
)
の感がある。三十何年前、私の郷里の○○町に初めて中学校の出来た頃は入学試験どころの沙汰でなかった。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
隔世(かくせい)の例文をもっと
(10作品)
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“隔世”の意味
《名詞》
時代や世代が隔たること。時代が異なること。
(出典:Wiktionary)
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“隔世”で始まる語句
隔世的夢幻
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