“英霊”の読み方と例文
読み方割合
えいれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして英霊えいれい永久えいきゅうきていて、自分じぶんたちを見守みまもっていてくださるのだ。だからさびしくないとしんじていたのでした。
夕焼けがうすれて (新字新仮名) / 小川未明(著)
たつ一は「殉国じゅんこく英霊えいれいいえ」と、ふだのしてあるいえまえとおるたびに、あつなみだをためて、丁寧ていねいあたまげました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
靖国神社やすくにじんじゃ神殿しんでんまえへひざまずいて、清作せいさくさんは、ひくあたまをたれたときには、すでに討死うちじにして護国ごこく英霊えいれいとなった、戦友せんゆう気高けだか面影おもかげがありありと眼前がんぜんにうかんできて
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)