“英霊漢”の読み方と例文
読み方割合
えいれいかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大雅たいがは偉い画描ゑかきである。昔、高久靄崖たかひさあいがい一文いちもん無しの窮境にあつても、一幅の大雅だけは手離さなかつた。ああ云ふ英霊漢えいれいかんの筆に成つたは、何百円といへども高い事はない。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)