“靖難”の読み方と例文
読み方割合
せいなん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵部尚書(ひょうぶしょうしょ)斉泰の白馬極めて駿(と)し、靖難(せいなん)の役この馬人の目に立つとて墨を塗って遁げたが、馬の汗で墨が脱(お)ちて露顕し捕われたとある通り、白馬は至って人眼を惹く。
その天資、慷慨(こうがい)にして愛国の至情に富む、何ぞその相肖(に)たるの酷(はなはだ)しき。而(しこう)してその文章を擲(なげう)ち去りて、殉国(じゅんこく)靖難(せいなん)の業につきたるが如き、二者ともにその轍(てつ)を同じうせり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)