トップ
>
太
>
はなはだ
ふりがな文庫
“
太
(
はなはだ
)” の例文
鴎外は空想の
放肆
(
ほうし
)
にわたるのを
太
(
はなはだ
)
しく恐れていたのである。しかしそれにもかかわらず、なぜか夢を好んでいたように見える。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
うち見た処如何にも質素で柱なども
太
(
はなはだ
)
しく奢った点は更に見えない、これが天下の大将軍の城内の御殿かと疑われるほどだ、史料建築としてはもう一吟味して見なければならないが
武州喜多院
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その勢にこれ見そなはせ、尾の先少し
齧
(
か
)
み取られて、痛きこと
太
(
はなはだ
)
しく、生れも付かぬ不具にされたり。かくては大切なるこの尻尾も、
老人
(
としより
)
の
襟巻
(
えりまき
)
にさへ成らねば、いと口惜しく思ひ侍れど。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“太”を含む語句
太陽
猶太人
墺太利
伊太利
太夫
猶太
太子
太息
太刀
太古
太股
以太利
太陽様
太政官符
太々
樺太
太郎
太棹
太初
大太鼓
...