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太棹
ふりがな文庫
“太棹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふとざお
76.5%
ふとざを
11.8%
ふと
5.9%
ふとざほ
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふとざお
(逆引き)
お君、お前はよっぽど流しに縁があるんだ。新内と縁が切れたら今度は
太棹
(
ふとざお
)
ときたぜ。しかし心配するな。その
中
(
うち
)
先
(
せん
)
の師匠に泣きを
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
太棹(ふとざお)の例文をもっと
(13作品)
見る
ふとざを
(逆引き)
柔
(
やはらか
)
い、弾力のあるベッドに寝てゐると、仲々寝つかれない。
太棹
(
ふとざを
)
の三味線でも聴いてゐるやうに、食用蛙が、ぽろんぽろんと雨滴のやうに何時までも二人の耳についてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
太棹(ふとざを)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふと
(逆引き)
はっきりと大きくは
唸
(
うな
)
ったものの、すぐとその後から、ゴウゴウゴウと
何処
(
どこ
)
かの無電がしっきりなく邪魔をしかけて、それからの義太夫も
太棹
(
ふと
)
も聴いてる方で頭を
鑢
(
やすり
)
でこすられるようで苦しかった。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
太棹(ふと)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ふとざほ
(逆引き)
太棹
(
ふとざほ
)
のびんと鳴りたる手元より夜のかなしみや眼をあけにけむ
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
太棹(ふとざほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“太棹”の関連語
細棹
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤
“太棹”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
倉田百三
北原白秋
小山清
林不忘
中里介山
佐々木味津三
永井荷風
林芙美子
長谷川時雨