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『武州喜多院』
ふりがな文庫
『
武州喜多院
(
ぶしゅうきたいん
)
』
これも五月のはじめ、郊外の新緑にひたろうと、ブラリ寓を出でて、西武線の下井草までバス、あれから今日の半日を伸せるだけのして見ようと駅で掲示を見る、この線の終点は川越駅になっている、発駅は高田馬場である、そこで六十何銭かを投じて川越駅までの切 …
著者
中里介山
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
太
(
はなはだ
)
原
(
もと
)
目醒
(
めざ
)
風丰
(
ふうぼう
)