“はなは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハナハ
語句割合
甚92.2%
太4.5%
酷1.5%
絶0.5%
塙0.4%
善0.2%
夥0.2%
太甚0.2%
孔0.2%
尤0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)りと雖(いえども)、本校の恩人大隈公は余を許してその末に加わらしめ、校長・議員・幹事・講師諸君も亦(また)、甚(はなは)だ余を擯斥(ひんせき)せざるものの如し。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
公子夫婦の心冷(ひやゝか)なる、既に好き聽衆とすべきならぬに、今又此毒舌の翁を獲つ。我が本讀の前兆は太(はなは)だ佳ならざるが如くなりき。
今日(けふ)まで私は酷(はなは)だ都合の好(い)いことを考へて居た。自分の目的は目的として置いて、衣食の道は別にするやうな方針を取つて来た。それが自分の目的に一番適(かな)つたことだと信じて来た。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
容貌も亦美し、絶(はなは)だ美しと傳へらる。汝は筆を載せて從ひ來よ。若し世人の言半ば信(まこと)ならんには、汝が「ソネツトオ」の工(たくみ)を盡すも、これに贈るに堪へざらんとす。
それを聞いた塙(はなは)検校(けんげう)は
 清光(せいこう) 偏(ひと)えに照らす 善(はなは)だ愁(うれ)うの人〕
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
夥(はなは)だしい迄に楊花を詠った理由を知ったが、北支へ来て青島(大連へ来る前に僕は青島へも立ち寄ったのだよ)
赤げっと 支那あちこち (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
吾人(ごじん)は実にこの点において、彼らが太甚(はなは)だ相類するを認め、而して後の志士たる者、これについて自(みずか)ら警(いまし)むる所あらんことを冀(ねが)わざるを得ず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
又王が孝孺を送るの詩に、士を閲(けみ)す孔(はなは)だ多し、我は希直を敬すの句あり。又其一章に
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
二に曰く、篤(あつ)く三宝を敬へ、三宝は仏(ほとけ)法(のり)僧(ほふし)なり、則ち四生(よつのうまれ)の終(つひ)の帰(よりところ)、万国の極宗(きはめのむね)なり。何(いづれ)の世何の人か是(こ)の法(みのり)を貴ばざる。人尤(はなは)だ悪(あ)しきもの鮮(すくな)し、能(よ)く教ふるをもて従ひぬ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)