“塙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなわ53.3%
ばん33.3%
はなは13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の子は同級のはなわ信一と云って入学した当時から尋常四年の今日まで附添人の女中を片時も側から離した事のない評判の意気地なし
少年 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ばん団右衛門、荒川熊蔵などという忍術使いや豪傑から、上泉伊勢守、塚原卜伝、柳生十兵衛、荒木又右衛門などの剣客等、すべて痛快な読み物である。
「一、はなはへ之頼之本少々のこり候品、何卒可相成候はば早く御越奉願上候。これも熱のさめぬうちに非ざれば出来不申候もの也。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)