“絶(はなは)” の例文
猿形絶(はなは)だ長大、常に田を暴らす、年に二、三十万あり、国中春起ちて以後、甲兵を屯集し猿と戦う、歳に数万殺すといえども、その巣穴を尽くす能わず〉。
容貌も亦美し、絶(はなは)だ美しと傳へらる。汝は筆を載せて從ひ來よ。若し世人の言半ば信(まこと)ならんには、汝が「ソネツトオ」の工(たくみ)を盡すも、これに贈るに堪へざらんとす。
この辺で俗伝に安珍清姫宅に宿り、飯を食えば絶(はなは)だ美(うま)し。窃(ひそ)かに覗(のぞ)くと清姫飯を盛る前必ず椀(わん)を舐(な)むる、その影行燈(あんどん)に映るが蛇の相なり。怪しみ惧(おそ)れて逃げ出したと。