“根絶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんぜつ38.5%
ねだや30.8%
ねだ23.1%
ねだやし7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このドクダミははなはだ抜き去りがたく、したがって根絶こんぜつせしめることはなかなか容易でなく、抜いても抜いてもあとからえ出るのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
万一これに一発のたまを与えたならば、熱病其他そのたの怖るべきたたりこうむって、一家は根絶ねだやしになると信じられている。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
こんよく復讐を企てたが、用心のいい三好家では一々それを返り討にして、結局かれらを根絶ねだやしにしてしまった。
深見夫人の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私の心のち切りながら、あなたは、私の惡い根性こんじやう根絶ねだやしするとばかり思つていらつしやる。