“根本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねもと46.3%
こんぽん41.5%
ねつ4.9%
もと4.9%
おおね2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人力曳じんりきひきの海蔵かいぞうさんも、椿つばき根本ねもと人力車じんりきしゃをおきました。人力車じんりきしゃうしではないから、つないでおかなくってもよかったのです。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
其故それゆゑわたくしじゆくではこの規則きそく精神せいしん規則きそく根本こんぽんかへつて、各個人かくこじん都合つがふといふところを十ぶん了解れうかいせしむるといふ方針はうしんとつるのであります。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
平常ひごろから、住民の衣、食、住——その生活全體を根本ねつから改めさせるか、でなくば、初發患者の出た時、時を移さず全村を燒いて了ふかするで無ければ
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
智慧とか、身分とか、男女なんにょの差とか、そういうものを根本もとにして考えるから、信心もまた、智慧、境遇などに依って、差のあるもののように考えられてくる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女の方の病気さえなければ、橋本父子おやこに言うことは無い——それがあの人達の根本おおね思想かんがえです。だから、ああして女の関係ばかり苦にしてる。まだ他に心配して可いことが有りゃしませんか。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)