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ねもと
ふりがな文庫
“ねもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
根元
47.4%
根本
33.3%
根許
8.8%
根下
5.3%
毛根
3.5%
根方
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根元
(逆引き)
平岡の
家
(
うち
)
の
前
(
まへ
)
へ
来
(
き
)
た時は、
曇
(
くも
)
つた
頭
(
あたま
)
を
厚
(
あつ
)
く掩ふ
髪
(
かみ
)
の
根元
(
ねもと
)
が
息切
(
いき
)
れてゐた。代助は
家
(
いへ
)
に入る
前
(
まへ
)
に
先
(
ま
)
づ帽子を
脱
(
ぬ
)
いだ。格子には
締
(
しま
)
りがしてあつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねもと(根元)の例文をもっと
(27作品)
見る
根本
(逆引き)
そこは白晝ながら朦朧として、丁度海の底でも見るやうに薄ぐらく、森の骨まばらな巨木が昆布のやうに
根本
(
ねもと
)
から搖らめいてゐるのが眼に入る。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
ねもと(根本)の例文をもっと
(19作品)
見る
根許
(逆引き)
廣介の声にふと見ると、森の入口の一本の杉の木の
根許
(
ねもと
)
に、誰が乗り捨てたのか、
毛並艶
(
けなみつや
)
やかな二匹の
驢馬
(
ろば
)
がつながれて、しきりに草を噛んでいます。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ねもと(根許)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
根下
(逆引き)
すると大きな大きな
欅
(
けやき
)
の樹の、すでに立枯れになっているのが、妖魔の王の突立つ如くに目に入った。その
根下
(
ねもと
)
に、怪しい人影が一個認められた。
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
ねもと(根下)の例文をもっと
(3作品)
見る
毛根
(逆引き)
彼らはからだの重みのはなはだしい苦痛のために閉じた目がつるし上がり、顔は
蒼
(
あお
)
い土色をし、そしてその引きつった髪の
毛根
(
ねもと
)
からは血がしたたっている。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
ねもと(毛根)の例文をもっと
(2作品)
見る
根方
(逆引き)
その女が前を横切る
度毎
(
たびごと
)
に、桐の木の
根方
(
ねもと
)
に土下座をして、あまたたび礼拝を捧げておりまする
髯
(
ひげ
)
だらけの大男は、長崎の某小学校の校長で御座います。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さも大切そうに
根方
(
ねもと
)
に砂を被せておりまするところがねうちで……しかし、それでも折角、世話してやった竹の棒が二三度も倒れますと……アレ、あの通り
癇癪
(
かんしゃく
)
を起しまして
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ねもと(根方)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ねもと”の意味
《名詞》
草木の根の部分。
立っているものや、つながっているもののつけね。
物事の根源。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
もと
ねさが
こんげん
ねかた
ねがた
おおね
こんぽん
ねつ
もうこん