-
トップ
>
-
ねがた
語句 | 割合 |
根方 | 84.2% |
根堅 | 5.3% |
根形 | 5.3% |
麓方 | 5.3% |
|
お勢は
大榎の
根方の所で立止まり、
翳していた
蝙蝠傘をつぼめてズイと一通り
四辺を
見亘し、
嫣然一笑しながら昇の顔を
窺き込んで、唐突に
知らぬものは真の
文雅の
士とおもひ、
訪よるさへも多ければ、
忽ち
諸国にも
園の名を
馨らせ、
枝葉の
栄え、それのみか、
根堅き
名園を
斯く
遺して
年々の
繁昌、なみ/\の
智恵
疲れて居るが十八人力もある山三郎、力に任して船の
舳を取りまして、ずる/\と砂原の処へ引揚げて、松の
根形へすっぱりと
繋綱を取りまして
多分に施行も出しました事でございまして、
彼の砕けた皿を後世のためにと云うので、皿山の
麓方のこんもりとした小高き処へ
埋めて、
標しを建て、これを
小皿山と名づけました。