“壊滅”の読み方と例文
旧字:壞滅
読み方割合
かいめつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ワシントン市におけるスパイの巣窟そうくつはついに壊滅かいめつし、スパイの大半は捕縛ほばくせられ、その一部は、自殺または逃走した。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
業火の海に、惨鼻な血が、五月雨さみだれほど流された。上野は、黒焦げになり、彰義隊は、無残な壊滅かいめつに終った。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
坂田村の豪農として何代も続いた小森家は彦太郎の代になって壊滅かいめつひんして居る。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)