“壊出”の読み方と例文
読み方割合
くずれだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此凄まじい日に照付られて、一滴水も飲まなければ、咽喉(のど)の炎(も)えるを欺(だま)す手段(てだて)なく剰(あまつ)さえ死人(しびと)の臭(かざ)が腐付(くさりつ)いて此方(こちら)の体も壊出(くずれだ)しそう。
尤も形の徐々(そろそろ)壊出(くずれだ)した死骸を六歩と離れぬ所で新鮮の空気の沙汰も可笑(おか)しいかも知れぬが——束の間で、風が変って今度は正面(まとも)に此方(こっち)へ吹付ける、その臭さに胸がむかつく。