“客死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくし87.5%
きゃくし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つひには元禄七年甲戊十月十二日「たびやみゆめ枯埜かれのをかけめぐる」の一句をのこして浪花の花屋が旅囱りよさう客死かくしせり。是挙世きよせいの知る処なり。
しかして楡木川ゆぼくせん客死かくし高煦こうこう焦死しょうし、数たると数たらざるとは、道衍袁珙えんこうはいもとより知らざるところにして、たゞ天これを知ることあらん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
客死きゃくししたものとおかみに見なされ、そのお家は断絶の命が下されてしまったのだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)