トップ
>
人面疽
ふりがな文庫
“人面疽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんめんそ
80.0%
にんめんそ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんめんそ
(逆引き)
「誰か友だちを呼んで見せて、
人面疽
(
じんめんそ
)
が出来たと
巫山戯
(
ふざけ
)
てやろう」鼈四郎が辞んでも彼は
訊入
(
ききい
)
れなかった。鼈四郎は渋々筆を執った。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ただ父方の曾祖父が、お月様を猫に噛ませようと長い間努力して成功せず、疲労の結果、
人面疽
(
じんめんそ
)
にかかって死んだということがいささか注目に値するだけである。
二重人格者
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
人面疽(じんめんそ)の例文をもっと
(4作品)
見る
にんめんそ
(逆引き)
しかし同時に苦痛であった。
呪詛
(
のろい
)
の言葉をどうしよう? 「畜生道! 畜生道!」「お殺しよその男を!」こう二の腕の
人面疽
(
にんめんそ
)
が、嘲笑い
囁
(
ささや
)
くのをどうしよう?
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眉
(
まゆ
)
を釣り上げ眼をいからせ唇を左右に
痙攣
(
けいれん
)
させ、
憤怒
(
ふんぬ
)
の
形相
(
ぎょうそう
)
を現わしている様子が、奇病
人面疽
(
にんめんそ
)
さながらである。ヒ、ヒ、ヒという笑い声はその口から来るのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
人面疽(にんめんそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“人面疽(
人面瘡
)”の解説
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
疽
漢検1級
部首:⽧
10画
“人面”で始まる語句
人面
人面瘡
人面獣心
人面白
人面獣行
人面獸心
人面獸身
人面蛇体
検索の候補
模造人面疽
人面
人面瘡
人面獣心
人面白
面疽
如人面
人面獣行
人面獸心
人面獸身
“人面疽”のふりがなが多い著者
小酒井不木
江戸川乱歩
国枝史郎
岡本かの子
田中貢太郎