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人面疽
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にんめんそ
ふりがな文庫
“
人面疽
(
にんめんそ
)” の例文
しかし同時に苦痛であった。
呪詛
(
のろい
)
の言葉をどうしよう? 「畜生道! 畜生道!」「お殺しよその男を!」こう二の腕の
人面疽
(
にんめんそ
)
が、嘲笑い
囁
(
ささや
)
くのをどうしよう?
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眉
(
まゆ
)
を釣り上げ眼をいからせ唇を左右に
痙攣
(
けいれん
)
させ、
憤怒
(
ふんぬ
)
の
形相
(
ぎょうそう
)
を現わしている様子が、奇病
人面疽
(
にんめんそ
)
さながらである。ヒ、ヒ、ヒという笑い声はその口から来るのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
二の腕に出来ていた二十枚の歯形——
人面疽
(
にんめんそ
)
が消えていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“人面疽(
人面瘡
)”の解説
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
疽
漢検1級
部首:⽧
10画
“人面”で始まる語句
人面
人面瘡
人面獣心
人面白
人面獣行
人面獸心
人面獸身
人面蛇体