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人面瘡
ふりがな文庫
“人面瘡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にんめんそう
60.0%
じんめんそう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんめんそう
(逆引き)
この一センチメートル三角ぐらいの鉄片は、言わば「やましき良心」のごとく、また因果の「
人面瘡
(
にんめんそう
)
」のごとく至るところにつきまとって私を脅かすのであった。
試験管
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
こりゃ眉毛に
唾
(
つば
)
じゃ。貴辺も一ツ穴の
貉
(
むじな
)
ではないか。
怪物
(
ばけもの
)
かと思えば美人で、
人面瘡
(
にんめんそう
)
で天人じゃ、地獄、極楽、
円髷
(
まるまげ
)
で、山賊か、と思えば重箱。……宝物が鮎の鮨で、荘河の名物となった。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人面瘡(にんめんそう)の例文をもっと
(3作品)
見る
じんめんそう
(逆引き)
「話に聞いた
人面瘡
(
じんめんそう
)
——その
瘡
(
かさ
)
の顔が
窈窕
(
ようちょう
)
としているので、
接吻
(
キッス
)
を……何です、その花の唇を吸おうとした馬鹿ものがあったとお思いなさい。」
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人面瘡
(
じんめんそう
)
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
人面瘡(じんめんそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“人面瘡”の解説
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
“人面”で始まる語句
人面疽
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如人面
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模造人面疽
“人面瘡”のふりがなが多い著者
泉鏡花
岡本綺堂
寺田寅彦
芥川竜之介