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人面瘡
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にんめんそう
ふりがな文庫
“
人面瘡
(
にんめんそう
)” の例文
この一センチメートル三角ぐらいの鉄片は、言わば「やましき良心」のごとく、また因果の「
人面瘡
(
にんめんそう
)
」のごとく至るところにつきまとって私を脅かすのであった。
試験管
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
こりゃ眉毛に
唾
(
つば
)
じゃ。貴辺も一ツ穴の
貉
(
むじな
)
ではないか。
怪物
(
ばけもの
)
かと思えば美人で、
人面瘡
(
にんめんそう
)
で天人じゃ、地獄、極楽、
円髷
(
まるまげ
)
で、山賊か、と思えば重箱。……宝物が鮎の鮨で、荘河の名物となった。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前
(
さき
)
の
摂津守
(
せっつのかみ
)
の悩んでいた
人面瘡
(
にんめんそう
)
ででもございましょうか。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“人面瘡”の解説
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
“人面”で始まる語句
人面疽
人面
人面獣心
人面白
人面獣行
人面獸心
人面獸身
人面蛇体