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人面疽
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じんめんそ
ふりがな文庫
“
人面疽
(
じんめんそ
)” の例文
「誰か友だちを呼んで見せて、
人面疽
(
じんめんそ
)
が出来たと
巫山戯
(
ふざけ
)
てやろう」鼈四郎が辞んでも彼は
訊入
(
ききい
)
れなかった。鼈四郎は渋々筆を執った。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ただ父方の曾祖父が、お月様を猫に噛ませようと長い間努力して成功せず、疲労の結果、
人面疽
(
じんめんそ
)
にかかって死んだということがいささか注目に値するだけである。
二重人格者
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
谷崎潤一郎氏の「
人面疽
(
じんめんそ
)
」はそのスリルをたくみに描きだして成功した作品であろう。かようにして、スリルは単なる感情から知識を加味したものに進み、やがて心理的な領域にはいっていく。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
谷崎潤一郎氏に
人面疽
(
じんめんそ
)
のことを書いた物語がある。
人面瘡物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“人面疽(
人面瘡
)”の解説
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
疽
漢検1級
部首:⽧
10画
“人面”で始まる語句
人面
人面瘡
人面獣心
人面白
人面獣行
人面獸心
人面獸身
人面蛇体