トップ
>
『小国寡民』
ふりがな文庫
『
小国寡民
(
しょうこくかみん
)
』
放翁東籬の記にいふ、 「放翁告帰(退官して隠居すること)の三年、舎東の茀地(草の生ひしげる土地)を闢く。南北七十五尺、東西或ひは十有八尺にして贏び、或ひは十有三尺にして縮まる。竹を插んで籬と為す、其地の数の如し。五石瓮(かめ)を※め、泉を瀦 …
著者
河上肇
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
1945(昭和20)年9月1日稿
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
まま
)
拆
(
たく
)
贏
(
の
)
籬
(
り
)
鉏
(
たがや
)
木槲
(
もくこく
)
穎
(
ほさき
)
擷
(
つ
)
於虖
(
ああ
)
瀦
(
た
)
茀地
(
ぶつち
)
躑躅
(
つつじ
)
遍
(
あまね
)
霑
(
うるほ
)