“瀦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
25.0%
たま25.0%
ちよ25.0%
みづたまり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹を插んでと為す、其地の数の如し。五石瓮(かめ)をうづめ、泉をめて池と為し、千葉の白芙※(蓮)を植う。又た木の品(木の類)若干と草の品若干を雑へ植う。之を名づけて東籬と曰ふ。
小国寡民 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
由って推し考うるに、獣類が蓄えた果物もしくは食べ残しがたまってうまく醗酵するはあり得る事だ。
それらは深田やちよ水田や濕田で、水捌けがわるく、裏作は出來ないのだつた。ところが彼の郷里では排水設備だけは完備してゐた。それで田もそのほとんどが乾田だつた。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
かくして我等は乾ける土と濡れたる沼の間をあゆみ、目を泥を飮む者にむかはしめ、きたなみづたまりの大なる孤をめぐりて 一二七—一二九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)