もう)” の例文
趣向は専らいくさと恋なり、みな一主人にしたがってその営利のために働く、もし主人過分にもうけてうったえらるれば死刑に逢う。
人、全世界をもうくとも、己が生命を損せば、何の益あらん。人その生命の代に何を与えんや。(八の三五—三七)
毎年数千の馬をこの国へ輸入し法外にもうける、しかるに一年つ間に、多くは死んで百疋も残らず、これこの国人馬を養う方を知らず、外商これを奇貨とし、馬医この国に入るを禁ずるによると。