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裁可
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さいか
ふりがな文庫
“
裁可
(
さいか
)” の例文
意見書は、将軍家の手元へ差出されて、唯、将軍家の
裁可
(
さいか
)
によるという
他
(
ほか
)
、執る道がなかった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と安子夫人は結婚後初めて良人の道楽を機嫌よく
裁可
(
さいか
)
した。
好人物
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
第六条 天皇ハ法律ヲ
裁可
(
さいか
)
シ
其
(
そ
)
ノ公布及執行ヲ命ス
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
そしていずれをとるかは、執権のご
裁可
(
さいか
)
に待とうとなったところ、何事によれ奇を好む高時のことなので、一も二もなく「変り庭もおもしろい」と、これが採り上げられたものであったという。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“裁可”の意味
《名詞》
裁 可(さいか)
君主が臣下から奏上された案件について直接決裁、許可すること。
(出典:Wiktionary)
裁
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“裁”で始まる語句
裁
裁縫
裁判
裁判官
裁判所
裁縫師
裁着
裁断
裁物板
裁板